為替広見

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本日の為替!動向&予想とは!?8月2日

本日の為替動向

 

2日16時現在の為替相場は、111.70円と、

前日より円が買われる展開となり、

円高ドル安で推移している。

ここ最近では非常に大きなイベントであった

日銀の政策決定会合の影響は、

少しずつ相場に折り込まれてきている。

本日の為替相場が円高に動いた要因は、

米国で開催されたFOMCにあるようだ。

 

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見解と予想

 

FOMC-連邦公開市場委員会

FRB-米連邦準備委員会

まず先に主要なワードについて説明しよう。

簡単に説明すると、

FOMC=日銀政策決定会合

FRB=日銀

以上。

つまり米国でも日本と同様に日銀の様な中央銀行があり、

またその銀行は、定期的に会合を行い、

「自国の経済にとって今の金融政策はどうか」

と話し合っているわけである。

日本と同様にFRBは金利を上げ下げし、

世の中の景気が悪ければお金をガンガン投入し、

景気を刺激する役割を担っている。

ここでポイントとなるのは、

各国景気の動向は異なり、

よって金融政策も異なるという事だ。

景気の良い国はバブルになるのを防ぐため、

金利を上げバランスを取る。

一方景気が悪い国、まだ回復まで時間がかかりそうな国は、

金利を下げたり、今の低い金利を維持しようとする。

ここで見てほしいのは、米国と日本とで、

今の景気がどの水準で、金利をどちらの方向に

動かそうとしているかだ。

故に、この違いにより将来に向けた

金利の動きが把握できるとともに、

金利の違いにより為替がどちらに動いていくのか、

予想ができるのだ。

 

本日のまとめ

 

昨日のFOMCでは、米国の金利(現在1.25-1.50%)を据え置いた。

因みに日本はまだ0%。ただ、一昨日の日銀の会見において、

「金利の誘導目標を倍にする」という発言の方がインパクトが

あったため、円が買われ円高になった。

ただ、米国の経済は日本と比較しはるかに強い。

今後今以上に米国は金利を上げていくだろう。

一方日本はまだまだ経済は弱い。

よって、長期で見た場合、日米の実力の差及び

金利の差は大きく開いていく。

そのため円が売られドルが買われる、

円安ドル高に向かいやすい、

というのが教科書通りの回答になる。

今後は、日銀、FRBでどういった発言、

政策が出てくるか、より注目してみよう!