為替広見

為替ついて個人の見解を述べるブログ


本日の為替!動向&予想とは!?8月16日

本日の為替動向

16日14時現在の為替相場は、

1ドル=110.77円と昨日と比較し、

ドルが売られ円が買われる展開。

午前中、日本株が330円近く下落した際は、

それに連動する形でリスク回避の円買いが

生じ110.46円まで一時は円高が進行。

その後、"中国の商務次官が訪米し通商協議を

行う"とのニュースが流れた後は、

米中の貿易摩擦解消に向けた期待感から、

下落していた日本株がプラス圏に戻る場面もあった。

その動きとともに、ドル高に為替相場は動いた。

 

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見解と予想

 

本日も、世界的なリスク要因である

貿易摩擦に関するニュースで、相場は上下した。

米国とトルコ、及び米国と中国。

今はこの問題に方向性により、

リスク後退つまり、貿易摩擦の解消に向けた

動きが出れば円安ドル高。

逆に、事態が深刻な方向に向けば、

リスク回避から円高ドル安になる。

実際、11月の米国中間選挙まではボラタイル

(値動きぐ大きい)な相場が続くだろう。

また、昨日のアルゼンチンに続き、

インドネシア中銀も予想外の利上げに踏み切った。

従来から、0.25%引き上げ、政策金利を5.5%へ。

通貨安を食い止める策ではあるが、景気を後退

させないよううまくコントロールしてほい。

 

本日のまとめ


リラショック、米中の貿易摩擦。

自国とは関係のない国にも、大きなダウンサイ

ドのリスクが生じてきている様に見える。

リーマンショックの時を少し連想してしまう。

世界景気の事を考えれば、過去の教訓より、

各国は外貨準備を蓄え、民間銀行はより

ガバナンス及びリスク資産の管理を強化しが、

果たして現代の問題に通用するのか。

マーケットがネガテイブな方に傾くのであれば、

空売り等のショートポジションを取り利益を

得る事も出来る。

まずは今後相場がどちらの方向に進行するのか、

分析できる材料は揃ってきたようだ。