為替広見

為替ついて個人の見解を述べるブログ


本日の為替!動向&予想とは!?8月17日

本日の為替動向

17日14時現在の為替相場は、1ドル=110.87円

と、前日と比較し若干円安ドル高で推移している。

昨日の中国商務次官が通商協議のために、米国

を訪問するとの報道より、米中関係改善の期待感からドルが買われた。

また、昨夜米国の要人よりドル高を推し進める

ような発言が相次ぎ、一時111円を超えて推移

する局面もあったが、日本時間の現在では、

一旦その動きが落ち着いている。

 

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見解と予想

 

中国の商務次官のニュースはポジティブなもの

として受け止められた。

実際協議がうまくいくかは現段階で不明ではあ

るが、今回の動きは中国の要望により実現した

ものと想定される。

中国において、米国との貿易摩擦は当初、トラ

ンプ大統領の関税引き上げに対抗する形で、中

国も米国に対し措置を講じていた。

その影響か、日本の貿易統計を見てみると、

中国への輸出が大幅に増加しており、米中貿易摩

擦の影響が実際出ていると確認できた。
(中国が一部の輸入品を米国製品から日本製品に変更した可能性が推察される)

ただ、現実的に中国側において、

今以上の追加策は限られており、且つ自国の

経済も万全とは言えない中、更に米国との貿易

がストップしてしまうと、より中国経済への

打撃は大きなものになると思料する。

今回の協議において、中国はある程度米国の意

向を汲み取る用意は出来ているだろう。

ただ、米国がより強行に出てしまい、協議が決

裂した場合はリスクとなる。

同問題が今以上に深刻な方向へ進んで行くと

相場が判断すれば、

円高へ為替は動いていくだろう。

 

本日のまとめ

 

今の相場に関しては、ポジティブな

イベントより、ネガテイブな問題が多く内在している。

問題が深刻化すれば、円高へ!

問題が解決すれば、円安へ!

今の相場はこのセオリーで動いていくと考える。