本日の為替の動向
25日午前中の為替相場は円安の方向に進行
円が売られドルが買われる展開になる。
14時現在時点では、7銭円安の111.25円の水準。
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見解と予想
今週は、世界で様々なイベントが目白押しのため、
あまり大きな動きが出にくい模様。
まずは、25日の米国と欧州との首脳会談が
大きなポイントになると考える。
この会談の一番の焦点は、米国が欧州からの
自動車の輸入に関税をかけるのか否か。
この貿易摩擦がなぜ為替に影響するのか?
→欧州からの輸入品に関税をかける
→米国では欧州製品の価格が上昇
→消費する品物の価格が上がり物価が上がる
→物価上昇により、金利が上昇しやすくなる。
つまり、初回で書いた金利が米国で上昇し、
日本との金利差が拡大し、ドル高になる、という見方。
本日のまとめ
現在世界的に貿易戦争と言われている、
自国以外の国からの製品に関税をかける動きが多発。
その発起人は米国。
米国が他国に先んじて関税をかける。
その動きぐ米国の金利に上昇圧力がかかり、ドル高へ、
というサイクルが現在、生じている。
今後は、どういう要因が金利に影響を与えるのか。
現在は最も影響する要因は、貿易摩擦であると考える。
同ニュースには今は敏感になっていこう。