本日の為替の動向
26日15時の為替相場は円を買って
ドルを売る動きにより、
円高ドル安の110.66円をつけている。
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見解と予想
懸念であった、米国と欧州の首脳会談が本日行なわれた。
結果としては、貿易を巡る交渉の間は
関税を導入しない事で合意した。
ひとまず、懸念であった、自動車への関税は一旦見送り。
米国金利上昇によるドル高はリスケに。
ただ、本日の為替相場の大きな動きは日本の要因にある。
本日の為替も、金利差がポイントになる相場だ。
現在ドル円は円高ドル安に進行。
つまり円が買われ、ドルが売られている。
その理由としては日本の金利が上昇し、
日本と米国の金利差が縮小。元々米国の金利が高く、
米国に流れていたお金が、本日日本の金利が上がった事で、
日本円で運用しようという人達が、
ドルを売って円を買ったことが背景にある。
要因は、日本銀行の金融緩和解除の観測だ。
その観測により、日本の10年国債金利が上昇した。
本日のまとめ
今月30.31日に日銀決定会合が開催される。
その会合で、仮に現在推進している
金融緩和を解除する方向になると、
より円高が進み安くなると思料。
おそらく会合までは日銀がどう動くのか、
その憶測により為替相場が動きやすくなるだろう
まだ会合まで日にちもあるため、もう一度日銀の役割、
今の政策について、次回以降整理していこうと思う