為替広見

為替ついて個人の見解を述べるブログ


本日の為替!動向&予想とは!?8月8日

本日の為替動向

 

8日17時現在の為替相場は、

1ドル=110.93円の水準で推移。

111円を割り込み110円台に突入する円高ドル安。

昨日と比べ円が買われる展開。

 

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見解と予想


お盆前ということもあり、

株価もほぼ横ばいであった。これを夏枯れ相場という。

お盆中でも株及び為替は取引されるが、

通常とは異なり、各々の資産の値動きが小さく

なる事を、夏枯れ相場という。

本日も特に相場を動かすイベントがなかった。

では、この夏枯れ相場について少し考えて見よう。

なぜ夏枯れ相場が起きるのか。

それはとてもシンプルで、海外投資家はこの時

期長期で休暇を取ることが多い。日本と違い、

数週間から数ヶ月休暇を取る投資家もいる。

時期はマチマチではあるが、だいたいは8月から、

9月の第1の月曜日である"レイバーデー"まで、

休暇を取る投資家が多い。

株、為替の世界で最も取引量が多い投資家は、

海外の投資家である。

その投資家が休暇を取る事で市場では取引をす

る投資家が減る事により、相場が大きく上下し

ない時期が続くのである。

 

本日のまとめ


8月から9月にかけて海外投資家の休暇により、

相場があまり動かない日が続くと考えられる。

ただ、ここで考えてほしい事がある。

市場の参加者が減る事で、取引量は少なくなるが、

通常の海外投資家があまり材料視しなかった

イベントに偏った取引が生じる可能性がある。

つまり、意図しないイベントで相場が

大きく動く可能性も高まるということである。

ここ直近、貿易摩擦、金融政策関連と市場の動

きを左右するイベントが多くあり、

またそのイベントは今後も続いていく。

現時点では、ここ数日大きな動きはないが、

いつも以上に投資を既にされている投資家の方は、

より相場を深く見ていく必要があるのかもしれない。

何度も繰り返しにはなるが、

為替はその国の実力、金利差で動いていく。

その前提をもう一度認識し、相場を読んでいこう!