本日の為替動向
3日14時現在のドル円の為替相場は、
111.70円と前日比わずかに円高ドル安。
日銀、FRBの会合後は、両者の政策の方向感の
違いにより、金利が大きく動き、
それに連動して為替相場も動いていた。
ただ、本日はその疲れを癒すかの様なあまり大
きな動きがない横ばいの相場。
本日は、日本時間の夜に米国で発表される
"雇用統計"に世界は注目している。
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予想と見解
雇用統計=米国政府が毎月公表。米国における
雇用状況を調べた経済統計。
同指標は、米国における個人の雇用状態から、
景気の良し悪しを判断する。
この統計も、前年、前月と比較し増加したか、
減少したかで、景気が好調か否かを判断する。
雇用数が増えているということは、
企業は先行きの景気をポジティブに捉え、
人を雇い事業を拡大しようとしている。
また、雇用が増加することで、
雇用された個人は、所得を得る、
そして消費につながり、景気が上向いていく。
様々な経済指標がある中で、
一番といっていい程、雇用統計は世界で
注目されており、且つ景気動向を判断する上で
非常に重要なものである。
何よりこの統計は良い事に越したことはない。
米国の実力、体力を可視化する上で
非常に注目だ。
本日のまとめ
上記でも述べた様に、本日日本時間夜、
米国で雇用統計が公表される。
日本時間が開いている時米国は夜中であり、休場。
本日の相場の様に、日本のマーケットは
開いていても、米国で重要な発表がある日は、
あまり相場が動かない日もある。
復習になるが、為替相場を見る上で、
日米における
①実力差
②金利の差
この2つのギャップにより、為替は動く。
その2つの中身を見極め、予想するためには、
経済統計を把握し、
今後どうなっていくのかを想像することが重要だ。
▼実力差、金利の差に関しての記事はこちら
まずは練習。
本日の雇用統計の中身を自分なりにしっかり見て考え、
今後米国の実力はどうなっていくのか予想してみよう。